「涼しさのここを扇のかなめかな」

文学館 | , |
  • ツイッターボタン
  • フェイスブックボタン
  • グーグルバズボタン
  • ヤフーボタン
  • はてブボタン
  • デリシャスボタン

【原文】

鹽竈神社よりをめぐりて
涼しさのありがたき昔かな
籬ヶ涼しさのここを扇のかなめかな

【解説】

明治26年7月、汽車で塩竈を訪れる。塩竈神社に詣でて、当時の海老屋で昼食し、船で松島へ。
籬島を詠んだ俳句は、紀行文「はて知らずの記」(昭和26年)より。    
*籬島の方向に設置

作者・著者:正岡子規(まさおかしき)
年代:1951年
材質・形状:石碑
収蔵場所:宮城県塩竈市海岸通 みなと広場「シオーモの小径」
閲覧可