詳細分類の一覧

鹽竈百人一首 |秋篠月清集(それもなほ心のはてはありぬべし月見ぬ秋のしほがまのうら)

【原文】 それもなほ心のはてはありぬべし月見ぬ秋のしほがまのうら 【現代語訳】 そうであってもやはり、思いの極まる処があるに違いない。秋の名月が煙でぼんやりとする塩竃の浦の風情というものは。 作者・著者:秋篠月清集(良経 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |正治後度百首(しほがまにいつかきにけんとばかりのそのことのはに昔をぞしる)

【原文】 しほがまにいつかきにけんとばかりのそのことのはに昔をぞしる 【現代語訳】 融大臣が塩竈を象った河原院には、多くの公卿・親王が招かれ、車馬が門に集い、着飾った衣装が地を照らすようであったということですが、その様子 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |正治後度百首(ゆふされば松風さむみ雁なきて浜ぢさびしきちかの塩がま)

【原文】 ゆふされば松風さむみ雁なきて浜ぢさびしきちかの塩がま 【現代語訳】 夕方になると松林を吹く風が冷たいので、秋が来たと雁が鳴いて渡ってくる。千賀の塩竈の浜辺の路はもの寂しげであることよ。 作者・著者:正治後度百首 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |新葉和歌集(しほがまのけぶりになるる浦人はかすむもしらで月やみるらん)

【原文】 しほがまのけぶりになるる浦人はかすむもしらで月やみるらん 【現代語訳】 塩釜の塩焼く煙に慣れている浦びとたちは、春の霞ゆく風情を知らないで月を見ているのでしょうね。 作者・著者:新葉和歌集・前内大臣顕 サイズ: … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |新葉和歌集(しほがまの浦の煙もたゆむ夜に月のくまなるうき島の松)

【原文】 しほがまの浦の煙もたゆむ夜に月のくまなるうき島の松 【現代語訳】 塩竃の浦の、塩焼く煙が弱まった夜に、月がぼんやりと浮島の松を照らし出していることよ。 作者・著者:新葉和歌集・妙光寺内大臣 サイズ:270 x … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |今昔物語集(きみまさで煙たえにし塩がまのうらさびしくもみえわたるかな)

【原文】 きみまさで煙たえにし塩がまのうらさびしくもみえわたるかな 【現代語訳】 院主であった源融公が亡くなられて以来、塩を焼く煙が絶えてしまいました。塩竈を象ったこの河原院も、塩釜浦の風情のように、うら寂しく見渡される … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |新古今和歌集(ふるゆきにたくもの煙かきたえてさびしくもあるかしほがまのうら)

【原文】 ふるゆきにたくもの煙かきたえてさびしくもあるかしほがまのうら 【現代語訳】 降る雪で、藻塩焼く煙がすっかりと消えてしまい、寂しいことです。塩釜の浦は。 作者・著者:新古今和歌集・入道前関白太政大臣 サイズ:27 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |大和物語(しほがまのうらにはあまやたえにけんなどすなどりのみゆる時なき)

【原文】 しほがまのうらにはあまやたえにけんなどすなどりのみゆる時なき 【現代語訳】 塩竈の浦に海人がいなくなってしまったからでしょうか。どうして漁をする姿が見られないのでしょう。同じように、塩竈の浦には「天(あま)」が … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |夫木和歌抄(すぎぬとてをしみしきくはさきのこるまがきのしまにとまるなりけり)

【原文】 すぎぬとてをしみしきくはさきのこるまがきのしまにとまるなりけり 【現代語訳】 花盛りが過ぎてしまうといって惜しんでいた菊の花がまだ咲き残っていたのは、守りが堅いという籬島に留まっていたからなのですね。 作者・著 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |夫木和歌抄(たちまよふけぶりもなみにまがひつつなのみぞちかのしほがまのうら)

【原文】 たちまよふけぶりもなみにまがひつつなのみぞちかのしほがまのうら 【現代語訳】 塩焼く煙は真っ直ぐに上ることもできず、地を這い波と混じって人を寄せ付けません。名前だけが近いのですね、千賀の塩竈は。 作者・著者:夫 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |草庵集(夕霧のまがきの島やこれならん波にぞはれぬしほがまの浦)

【原文】 夕霧のまがきの島やこれならん波にぞはれぬしほがまの浦 【現代語訳】 夕霧に包まれた籬の島とは、こういうことを言うのだなあ。塩竈の浦の波ではないが、並一通りのことでは晴れやらぬ風情であるよ。 作者・著者:草庵集( … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |仙洞句題五十首(あかで入る月をみよとや奥つかぜ煙ふきしくしほがまの浦)

【原文】 あかで入る月をみよとや奥つかぜ煙ふきしくしほがまの浦 【現代語訳】 塩竈の浦では塩焼く煙が一面に漂って、月を鑑賞することができません。満足しないうちに沈みゆく月を堪能しなさいということなのでしょうか、塩竈の浦を … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |夫木和歌抄(春くればまがきの島にかけてほすかすみの衣ぬしやたれなる)

【原文】 春くればまがきの島にかけてほすかすみの衣ぬしやたれなる 【現代語訳】 春が来ると籬の島を包み込むように春霞が立ち籠めますが、いったいその霞の衣の主は誰なのでしょうか。 作者・著者:夫木和歌抄・俊恵法師 サイズ: … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |続後拾遺和歌集(よしやただちかの塩がまちかかりしかひもなき身は遠ざかるとも)

【原文】 よしやただちかの塩がまちかかりしかひもなき身は遠ざかるとも 【現代語訳】 「千賀の塩竈」の貝ではないが、「甲斐」という名のあなたは、私が近づいても甲斐がないので、遠い国に旅立っても、まあ、仕方のないことだなあ。 … 続きを読む

文学館 | , |

鹽竈百人一首 |夫木和歌抄(ちはやぶる神もねのびとおもへばやけぶりたなびくしほがまの松)

【原文】 ちはやぶる神もねのびとおもへばやけぶりたなびくしほがまの松 【現代語訳】 塩竈の神も子の日(正月の行事)の火と思ったからだろうか。千代を祝って小松を引く塩竈の浦に煙をたなびかせていることだ。 作者・著者:夫木和 … 続きを読む

文学館 | , |