鹽竈神社の鹽竈ザクラとは?

答え

国の天然てんねん記念物きねんぶつである鹽竈神社の鹽竈ザクラは、
花びらが40まい以上いじょうあり、めしべが変化へんかするため、ぎ木でやします。
鹽竈神社の社紋しゃもんにも使つかわれています。

  • 鹽竈神社の鹽竈ザクラ
    鹽竈神社の鹽竈ザクラ
  • 鹽竈神社の鹽竈ザクラ
    鹽竈神社の鹽竈ザクラ

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鹽竈神社の境内けいだいには、古くから「鹽竈ザクラ」がつたえられてきました。サトザクラけい八重桜やえざくらで、例年れいねん5月上旬じょうじゅん満開まんかいとなります。花はうすい紅色べにいろかさなり合うようにき、花のしんから若芽わかめが出て、いっそううつくしさをくわえます。「鹽竈ザクラ」は平安へいあん時代じだい天皇てんのううたにもまれ、鹽竈神社境内にある一部いちぶが「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」として国の文化財ぶんかざい(天然記念物)に指定していされています。

1940年(昭和しょうわ15年)天然記念物に指定されましたが、そのれたため指定が解除かいじょされました。さくらあいする人々ひとびと努力どりょくによりそだった苗木なえぎが境内に移植いしょくされ、1987年(昭和62年)にふたたび国の天然記念物に指定されました。鹽竈神社の社紋や市内小中学校の校章こうしょう菓子かし提灯ちょうちんなどさまざまなところでみかける塩竈を象徴しょうちょうするモチーフが「鹽竈ザクラ」です。

指定
国指定文化財天然記念物「鹽竈神社の鹽竈ザクラ」昭和62年