鹽竈神社の別宮には塩土老翁神、左宮には武甕槌神、
右宮には経津主神がまつられています。
鹽竈神社境内
右宮本殿・左宮本殿
塩土老翁神は鹽竈神社の中心となる神様で、
人々に塩の作り方を教えたと言われています。
また、人の生死は潮の満ち引きに深い関係があり、
「海」が「産み」に通じるところから
安産や海の安全、大漁の神としても信仰されています。
武甕槌神と経津主神は、常陸の国(現在の茨城県あたり)から
塩土老翁神に案内され、海上をわたって松島湾に上陸し、
当時中央政府の命令に従わなかった蝦夷の反乱をおさえて
この土地を開発したため、国土開発の神になったと言い伝えられています。