浦霞醸造元佐浦(法蓮寺の向拝)

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浦霞醸造元佐浦 法蓮寺の向拝(ほうれんじのこうはい)

佐浦酒造は、江戸時代末期の享保9年に鹽竈神社の御神酒酒屋として創業されました。佐浦酒造の事務所棟玄関には、法蓮寺由来とされる向拝が使われています。法蓮寺廃寺の際、この向拝を南宮(多賀城市)の慈雲寺が譲り受け、同寺の本堂玄関として移築したとされます。平成18年に慈雲寺本堂を建て替えることになり、向拝も解体・廃棄されることになりましたが、NPOみなとしほがまをはじめとする関係者の尽力により部材が保存され、平成20年に佐浦酒造事務所棟の玄関として移築復元されました。この向拝は、現存する勝画楼玄関より様式的に古く、格式も上であるとされます。この向拝を法蓮寺客殿南側に付いていた「御成玄関」と考えることも可能ですが、「奥州名所図絵」には唐門風の玄関が描かれており、今後の調査研究が待たれます。

年代:江戸中期
所在地:宮城県塩竈市本町2-19
見学自由

地図


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