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鹽竈百人一首 |続後選和歌集(しほがまのうらのけぶりはたえにけり月見むとてのあまのしわざに)

【原文】 しほがまのうらのけぶりはたえにけり月見むとてのあまのしわざに 【現代語訳】 塩竈の浦に立ち上る煙は絶え果ててしまったなあ。月を見ようとして、海人が塩焼きを中断したので。 作者・著者:続後選和歌集・太上天皇 サイ … 続きを読む

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鹽竈百人一首 |夫木和歌抄(松たてるまがきの島の名にぞ聞くかはらぬ色の人のへだては)

【原文】 松たてるまがきの島の名にぞ聞くかはらぬ色の人のへだては 【現代語訳】 恋しい人を待つという、松を籬にした名前を持つ「籬島」に尋ねてみましょう。色変わりしない常緑の松のように、心変わりしないあなたは、今も他人を寄 … 続きを読む

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鹽竈百人一首 |新後拾遺集(春の色はわきてそれともなかりけり煙ぞかすむ塩竈の浦)

【原文】 春の色はわきてそれともなかりけり煙ぞかすむ塩竈の浦 【現代語訳】 春の色は特別にどの色という決まりはなかったのですね。塩焼く煙に霞む塩竈の浦の美しさをみていると、それがよくわかります。 作者・著者:新後拾遺集・ … 続きを読む

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鹽竈百人一首 |夫木和歌抄(心あらばそではいかにとあまをとへおぼろ月よのしほかまのうら)

【原文】 心あらばそではいかにとあまをとへおぼろ月よのしほかまのうら 【現代語訳】 もし、あなたに風情を解する心があるならば、「涙で袖を濡らしていませんか」と海人を訪いなさい。朧月夜の美しい塩竈の浦で塩を焼いて風情を損な … 続きを読む

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